MS法人に如何にお金を落とすか?

以前のこのメルマガで「MS法人はレーザー脱
毛器を買えない」と書きましたが、その補足も
含めて、今日は、クリニックが如何にMS法人
にお金を落としていけばよいのか?についてお
話しします。

1.前提として、クリニックの院長はMS法人の
役員にはなれません。

2.MS法人にお金を落とすやり方として最もよ
く使われるのは、広告代理店方式。
実際の広告代理店に世間相場に従い広告運用
費の20%を払い、その広告代理店が協力費と
して5%をMS法人に払います。

たとえば、月の広告費が100万とした場合、
広告代理店に手数料として20万払い、その
中から広告代理店がMS法人に5万払うわけ
です。

3.MS法人は医療機器賃貸業の免許を持って
いればクリニックに医療機器をレンタルするこ
とができます。

なので、たとえば、購入価格1000万のレーザ
ー脱毛器を例にとると、MS法人がクラス2医
療機器の賃貸業の免許を持っていれば、1000
万でレーザー脱毛器を購入し、年間200万の
レンタル料でクリニックにレンタルすることが
できます。

こうすれば、6年目からMS法人に余剰金がた
まることになります。

4.3は不動産でも同じことです。
つまり、MS法人が5000万でマンションを購
入し、それを年間1000万の賃料でクリニック
に賃貸すれば、6年目からMS法人に余剰金
がたまることになります。