機能性表示水面下情報~242号~ 一般健食から機能性表示食品への切り替えで二重価格

弁護士出身の実業家・リーガルマーケティング

創始者の林田です。

 

今日は機能性表示食品への切り替えと二重価格

に関するQ&Aです。

Q.当社の健食「A」はずっと5千円で販売して

います。

このたび、中身が全く同じ商品が機能性表示食

品として受理され、「Aプレミア」として販売さ

れることになりました。

価格は1万円ですが、新発売記念として取り

あえず3千円で売り出そうと考えています。

「A」は4週間以上5千円で販売していたので、

これが通常価格になると思います。

そこで、中身が全く同じ「Aプレミア」について、

「通常価格5千円のところを今なら3千円!」

と訴求しようかと考えていますが、これはOK

ですか?

A.1.「4週間以上ある価格で販売していれば

それが通常価格になる」という考え方は基本的

に正しいです。

2.しかし、健食「A」と機能性表示食品「Aプ

レミア」は中身が全く同じものであったとして

も、法律上は別物として扱われます。

3.よって、この訴求は景表法上NGです。