弁護士出身の実業家・リーガルマーケティング
創始者の林田です。
PRISMA2020の実践的スタディ。
今日は#6・7、情報源および検索戦略です。
ここでは「ハンドサーチ」が重要です。
1.まず、「ハンドサーチ」について書いてい
ないと次のような指摘が来ます。
「#6、#7 情報源および検索戦略:ハンドサ
ーチについても記載する必要がないか。ハンド
サーチにおいて、機能性表示食品の届出データ
ベースで公表されている機能性表示食品に係る
研究レビューについても確認が行われている
か。(参照 ガイドライン 別紙4 4レビュ
ーのプロトコル作成 イ)
ハンドサーチの有無を記載した上で、レビュー
の更新に該当する場合は、該当箇所を適宜修正
する必要がないか 」
2.なので、やってないならやってないと書き
ましょう。こんな感じです。
項目6:情報源
以下の2つの文献データベースを情報源とし
た。検索対象期間は、検索日までの全期間と
し、制限は設けなかった。
ハンドサーチ、機能性表示食品の届出情報検索
ウェブサイトの検索等、他の方法による新たな
研究の特定は行わなかった。
(1)PubMed:2023年10月30日
(2)J-DreamIII(JSTPlus+ JMEDPlus):
2023年10月30日
項目7:検索戦略
PubMed、JDreamIIIのデータベース検索につ
いては、リサーチクエスチョン及びPICOSに
対応する検索式をレビューアーA、Bが協議し
設定した。検索式は別紙様式(V)-5に記載し
た。機能性表示食品の届出情報検索ウェブサイ
トの検索は実施しなかった。
また、その他のハンドサーチについても実施し
なかった。
3.なお、「ハンドサーチ」を行っているとこ
んな感じです(グリナ)。
” ハンドサーチは、消費者庁「機能性表示食品
の届出情報検索」において「グリシン」を機能
性関与成分の検索ワードにして探索した。”