機能性表示水面下情報~240号~ PRISMA2020のOK・NG(3)

弁護士出身の実業家・リーガルマーケティング

創始者の林田です。

PRISMA2020の実践的スタディ。

今日は#6・7、情報源および検索戦略です。

ここでは「ハンドサーチ」が重要です。

1.まず、「ハンドサーチ」について書いてい

ないと次のような指摘が来ます。

「#6、#7 情報源および検索戦略:ハンドサ

ーチについても記載する必要がないか。ハンド

サーチにおいて、機能性表示食品の届出データ

ベースで公表されている機能性表示食品に係る

研究レビューについても確認が行われている

か。(参照 ガイドライン 別紙4 4レビュ

ーのプロトコル作成 イ)

ハンドサーチの有無を記載した上で、レビュー

の更新に該当する場合は、該当箇所を適宜修正

する必要がないか 」

2.なので、やってないならやってないと書き

ましょう。こんな感じです。

項目6:情報源

以下の2つの文献データベースを情報源とし

た。検索対象期間は、検索日までの全期間と

し、制限は設けなかった。

ハンドサーチ、機能性表示食品の届出情報検索

ウェブサイトの検索等、他の方法による新たな

研究の特定は行わなかった。

(1)PubMed:2023年10月30日

(2)J-DreamIII(JSTPlus+ JMEDPlus):

2023年10月30日

項目7:検索戦略

PubMed、JDreamIIIのデータベース検索につ

いては、リサーチクエスチョン及びPICOSに

対応する検索式をレビューアーA、Bが協議し

設定した。検索式は別紙様式(V)-5に記載し

た。機能性表示食品の届出情報検索ウェブサイ

トの検索は実施しなかった。

また、その他のハンドサーチについても実施し

なかった。

3.なお、「ハンドサーチ」を行っているとこ

んな感じです(グリナ)。

” ハンドサーチは、消費者庁「機能性表示食品

の届出情報検索」において「グリシン」を機能

性関与成分の検索ワードにして探索した。”